パパは育児支援家電に感謝したい

※育児日記の第8回。

今回のテーマは「育児支援家電」です。

東京都は「赤ちゃんファースト」という出産・子育て支援事業を行っています。すごく簡単に言うと、子供ひとりに対して10万円分のカタログギフトがもらえる制度です。太っ腹ですね。

カタログから選べるのは、ミルクやベビーフード、おむつ、ベビーシッター利用券、ベビーカーレンタル券、おもちゃなどです。こうした「いかにも育児!」なアイテムの他に、ロボット掃除機、ふとん乾燥機、食洗機といった家電製品もあります。

育児支援に家電?

育児と家電に何の関係があるのだろうと、子育て以前の私であれば首を傾げていました。私には家電によって育児が楽になるという発想がなかったのです。むしろ、ミニマリストを悪い方にこじらせていた私は、なるべく家電を持たない方がいいと考えていました。食器は手で洗いたかったですし、その方がQOLが高まると思っていました。

子育てを少し経験して、私の家電に対する考え方は、コペルニクスのごとく転回1しました。今や育児支援家電にはラッパーのごとく「マジ感謝」する毎日で。家電への反抗期を経て、家電をリスペクトする気持ちが止まりません。育児支援家電は「便利」を超えて「生命線」であり、もし壊れたら墓を立てて供養したいくらい有難いものになりました。

そこで今回は、ラッパーが親に感謝を伝える勢いで、買ってよかった育児支援家電を振り返りたいと思います

1.ドラム式洗濯乾燥機にマジ感謝

現代の三種の神器の一つに数えられるのが「ドラム式洗濯機乾燥機」です。二人目の子供が生まれるタイミングで購入しました。一番買ってよかった家電は何かと聞かれれば、ドラム式洗濯乾燥機だと答えます。

新生児〜乳児期の洗濯は舐めたらアカンと天童よしみも言っていました。なめるのはVC-3000のど飴だけにしておいた方がベターです。

もともと私は洗濯が好きであり、乾燥機を使わない洗濯も苦ではありませんでした。それでも洗濯乾燥機を買わなければ生きていけなかったと思います。

理由は三つあります。

一つ目は、着替える回数が多すぎることです。あるあるだと思いますが、乳児はミルクをとにかく吐き戻します。抱っこでゲップを出させているときに、高確率で吐くので、私や妻はコーンフロスティくらいミルクをぶっかけられました。ミルクなので、すぐに洗わないと服が腐ります。必然的に1日3回くらいは洗濯する羽目になりました。しかも、長男が何でもやりたがる期(でもうまくできなくて怒る期)だったため、1回洗濯機を回すだけでも、長男の相手ですごく疲れました。長男にさとられず洗剤を入れられる「洗剤自動投入機能」は神オプションだと思いました。

二つ目は、子供の睡眠が浅いことです。東京の家は狭く、寝室と洗濯場が隣接していました。洗濯ばさみに触れたカチャという些細な音で、子供が起きてしまうことがしょっちゅうでした。そのたびに(主に妻が)寝かしつけに駆り出され、休むどころではありませんでした。乾燥まで自動でやってくれるドラム式洗濯機を買ったことで、干す量が格段に減り、夜の自由時間を少し取れるようになりました。

三つ目は、ゲロです。長男が保育園に通い出し、毎月のお便りのように風邪をもらってくるようになりました。主に妻が看病を担当してくれ、私は隣でオロオロするのを担当しました。つまり私は役立たずだったわけですが、せめて汚れものの洗濯だけはと思い、洗濯を頑張りました。ですが、布団にゲロされるのは盲点でした。特に深夜2時から始まる布団ゲロ退治は、疲れと寝不足とドラム式をお供にした終わりの見えない旅であり、桃太郎がキビ団子無し縛りで鬼退治するレベルできつかったです。

ドラム式洗濯乾燥機は高額です。はじめ値札を見たときは目ん玉がMr.ビーンくらい飛び出しました。でも今はコレにお金を使わずしてどこに使うのかと思っています。

追記: ネットで「ドラム式洗濯乾燥機は壊れやすいから、持ち家の人は洗濯機と乾燥機を別々に買うのがいい」という記事を読んでガックリきました。壊れやすいんですね…。ま、持ち家じゃないから仕方がない、と諦めます。ちなみに乾燥機はガス衣類乾燥機の乾太くんがお勧めらしいです。

2.食器洗乾燥機にマジ感謝

三種の神器の二つ目が「食器洗乾燥機」です。賃貸の狭いキッチンにおいて、食器洗乾燥機の「デーン!」という存在感は半端ありません。しかし、シンク面積の大半を潰してでも置いておきたい家電です

食器手洗教の私は「シンクは広々と使いたい!食洗機導入反対!」とデモ活動を続けていたのですが、妻の熱意に負けて購入。使用後すぐに「食洗機様万歳!」と宗旨替えする変わり身の速さを見せつけました。手のひら返しにかけては誰にも負けない、バスケで鍛えた手首の強さが自慢です。

食器洗乾燥機の魅力は何といっても「時間の節約」です。いかに食器手洗いが好きな私とはいえ、赤子に泣かれたり、当時2歳の息子に「あそんでー!」と引っ張られたりする中での食器洗いはストレスでした。子供を妻に任せて食器洗いをしてみましたが、それでは妻の休憩がとれません。このような理由から、食器を洗う時間をマシンで節約できるのはありがたかったのです。

食器洗乾燥機の導入を反対していた理由の一つが「自分が洗った方が綺麗になる」という謎の自信でした。しかし、最近のマシンはすごかった。カレー皿がピカピカになります。よく考えると、人が触れないくらい高温かつ強力な洗剤で洗うのだから、汚れが落ちるのは当然でした。弁当箱の匂い移りもしません。子が大きくなると哺乳瓶も食洗機で洗えるようになりました。しかも人が洗うより水道代が安いのです。

買わない理由が見つかりません。長らく反対して妻に迷惑をかけてしまったと今は反省しています。

3.ウォーターサーバーにマジ感謝

新生児期に辛いことと言えば夜泣きと授乳です。寝ているところを娘のほぎゃーで起こされ、ミルクを作り、10分かけて飲ませ、寝かしつける。これが夜中に数回あります。

仕事を言い訳にする役立たずな私は、妻に夜泣きを担当してもらい、横で寝ていたのですが、ミルクの準備だけは、かろうじてやっていました。いったん夜泣きが始まると、ミルクを飲み出すまで泣き止みませんこの時間がストレスでした

湯を沸かしてミルクを作り、飲める温度まで冷まそうとすると、そこそこな時間が掛かるのです。これを解決してくれるのがウォーターサーバーでした。

ウォーターサーバーから清潔な熱湯が瞬時に出てくる。たったそれだけであり、湯を沸かすのと数分の違いなのですが、私にとっては、天下分け目の関ヶ原でした。この数分間の寝不足泣き声タイムが無くなるだけで、ストレスはかなり軽減されました。

ちなみにウチはウォーターサーバーではなくウォータースタンドを利用していました。水道から分岐水栓で水を引っ張ってくるのでボトル交換と空ボトルの保管が不要なのです。ミニマリストにはありがたい仕様でした。

子供が一歳近くにもなってくると、胃腸も強くなってきます。熱湯を冷ますのではなく、熱湯と冷水をブレンドして適温のミルクを作る技術を開発しました。これでミルク作りは大変楽になりました。

4.ホットクックにマジ感謝

目の付け所が鋭い某家電メーカーから、ヘルシオホットクックなる調理家電が発売されています。「放っとくだけで料理(クック)ができる」ことから、ホットクックという洒落た名前が付けられています。

SNSがろくに使えない原始人な私と違い、妻はインスタで検索して、育児に役立つ情報を仕入れてきます。(ヤホーで検索する時代はいつのまに終わったんや…)。ホットクックは妻が見つけてくれました。

肉じゃが、蒸し野菜、ナポリタン、無水チキンカレー、豚丼、鶏と大根の煮物、サラダチキン…。具材を切って入れ、本当に放っとくだけで料理が完成します。勝間和代さんが3台も買うわけです。

ホットクックを使うようになって、子育てしながら煮込むのが、いかにストレスだったのかに気づきました。このストレスを手放せたのはデカかったです。

それと同時に「料理を凝りたい気持ち」も手放せました。偏食が少ない息子は、料理を凝らなくても食べてくれました。これ幸いと、ブロッコリー・人参・さつまいもを蒸しただけのエサを「料理」と呼び、1番きつかった二歳〜三歳の食事を乗り切りましま。

息子と妻とホットクックにマジ感謝です。

5.車にマジ感謝

家電と言っていいか分からないですが、車にもマジ感謝しています。といっても車を手に入れたのはつい数ヶ月前の話です。

東京で暮らしていた我々は、駐車場代が高すぎるため、自家用車を持たず、すべての移動を電車に頼っていました。都内で暮らす分には、車は不要です

そう思っていたのですが、車必須な田舎に引っ越してきて、車に乗るようになり、考え方が変わりましま車という「移動する個室」が得られると、子育てへの安心感が爆上がりします。オリーバー・カーン2が守るサッカーゴールくらい安心感があります。

子供はいつウンチ・シッコが爆発するか分からない時限爆弾です。着替えとおむつ替えセットを車に置いてあると、最悪のケースに対応できます。車内で着替えもできます。虫除け・日焼け止め・アルコールも車に予備を置けば、忘れる心配がありません。おもちゃも常備。お菓子も常備。ベビーカーも置けます。電車移動のときは、リュックをパンパンにして疲れながら歩いていましたが、今は小さなハンドバッグでこと足ります。書き出せば限りがないですね。

もう車なしの生活には戻れそうにありません。

6.ロボット掃除機にもマジ感謝

三種の神器のラスト、ロボット掃除機です。iRobot社のルンバが有名ですが、ウチではAnker社のEufy(ユーフィ)を使っていました。結婚祝いとして頂いたものです。プレゼントしてくれた友人たちの名前をもじって「ゆうすけ」と呼んでいました。

数年前、ゆうすけが亡くなりました。呼んでも起きてこないので、どうしたのかな?と様子を見に行くと、冷たくなっていました。6年間の短い間でしたが、ゆうすけのことは忘れません。元気にゴミを吸って走り回っていたあの頃が懐かしいです。何事にも前向きにぶつかっていくタイプでした。時に躓き、力を使い果たして動けなくなるときもあったけれど、一晩寝れば元気になる単純な奴でした。チーン。

子供は床に色んなものを落としたり、食べたりするので、床を清潔にできるのはありがたかったです。ゆうすけがサボっているときも、ゆうすけが居るだけで「床に物を置かないでおこう」と思えました。5人目の大事な家族でした。いつか立派な墓を立ててあげたいです。

まとめ

育児支援家電への感謝を言語化しました。育児支援家電が便利だと分かっている方にとっては、当たり前すぎる内容だったかもしれませんが、家電反抗期を迎えていた私にとっては「マジか!家電があるとこんなに助かるのか」と目からウロコが落ちるばかりでした。マジ感謝です。

  1. 1510年に地動説を唱えたコペルニクスにちなんで、物事の見方が180°変わることを「コペルニクス的転回」と言う。「コペルニクス的転回かよ!」と使うのが正しい。500年以上前に生まれた由緒正しき例えツッコミワード。 ↩︎
  2. 2002年のサッカー日韓ワールドカップでドイツ代表のGKだったのがオリバー・カーン。守護神としてドイツを準優勝に導き、大会MVPを受賞したすごい人。 ↩︎

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