長期記憶のコツは定期復習というけれど、不真面目な私は毎日復習させていただきます

今回のテーマは「復習」です。

『「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを一冊にまとめてみた。』というパワー系な勉強本があります。その本によると、おすすめ勉強法の第一位は「復習」だそうです。賢い人は、こぞって復習をしているのですね。

なぜ復習が大事なのか?

朝の通勤電車で、必ず出くわすオジサンが居ます。私の人生においてそのオジサンが重要である訳がないのですが、なぜかオジサンの顔を覚えてしまうことがあります。

私が無意識にオジサンにときめいてしまっているという微粒子レベルの可能性を排除するならば、オジサンの顔面を記憶してしまうのは、毎朝オジフェイスを復習したことで「脳が騙された」ことが原因です。

「復習」は脳を騙して情報を記憶するテクニックです。情報自体が重要でなくても記憶できるため、復習は大事だと言われています。

復習による記憶メカニズム

私たちは、海馬と呼ばれる脳の部位を使って情報を長期的に記憶します。海馬は後頭部付近にあるそうですので、友だちに延髄斬りをするのはやめましょう。海馬は、短期記憶に入った情報の中から「ウチこの情報めっちゃ好っきゃねん」と思ったものを長期記憶に移します。つまり記憶とは、海馬に「好き」と言わせれば勝ちな恋愛シミュレーションゲームなのです。

海馬はかなりチョロいヒロインであり、繰り返し会いに来てくれただけで好きになる習性があります。どんなブサメンな情報でも、何度も短期記憶に入れれば「この情報のこと好きになってきたかも」と勘違いして長期記憶フォルダに情報を移してくれます。

好きでもない相手に告られて気になっちゃうなんて少女漫画みたいな話ですが、あなたの海馬はそうなっているのです。このレディースコミック作用により、毎日見かけるオジサンの顔が「重要である」と脳が騙され、記憶されてしまいます。

まとめると、長期記憶するためには、情報を短期記憶にできるだけ頻繁で入れ続けることが大切であり、それゆえ「復習」が適した勉強法となります。

復習を利用したすごい勉強法

復習を使った勉強法は、数々のすごい人たちによって確立されています。人によって多少の違いがありますが、おおむね以下の手順がベストアンサーです。

1.普通に勉強する
2.次の日、同じ内容を復習する
3.1週間後、同じ内容を復習する
4.1ヶ月後、同じ内容を復習する

ポイントは「間隔をあけて定期的に復習すること」です。エビングハウスの忘却曲線で知られるように、最初の復習はすぐに(当日〜翌日までには)行い、その後は間隔を延ばしながら復習すると効率よく記憶に定着できるそうです。

すごくない人の復習法

さて、ここまでは賢人たちの勉強法を紹介しました。雲の上の賢人たちを見上げて首が疲れてきたころだと思います。ここからは私のすごくない復習法を紹介しますので、ぜひ目線を落として、私の勉強法を見下し、首の凝りをほぐしてみてください。

私は賢人たちの提唱する「定期復習」を実践できず、何度も挫折しました。なぜかというと、自分で立てた復習計画を実行できないくらい不真面目だからです。私が実行できるのは復讐計画くらいです。

私は他人に指図をされるのが大っ嫌いです。その対象は過去の自分にも及びます。自分で1週間後に復習するという計画を立てておきながら、いざ1週間経つと「誰だよこんなクソ計画立てたやつ」と腹を立てることができます。しかも、私が立てる復習計画は、ビリー教官が仏に見えるくらいの鬼ブートキャンプになりがちです。

計画を立てるのが下手な上に、実行するのも苦手なので目も当てられません。よって「定期復習」は肌に合わないのです。

こんなダメな私が仕方なくやっている復習法は「毎日復習」です。

筋トレに着想を得た毎日復習法

毎日復習とは、とりあえず毎日ちょこっと復習する勉強法です。10ページ復習しないといけないとしたら、たった1ページでもいいので、毎日必ず復習するというやり方を採用しています。これは、私が筋トレしているときに思いついた勉強法です。

私は勉強だけでなく筋トレに関しても不真面目であり、隙あらばサボろうとしてしまいます。

筋肉は超回復というメカニズムで成長するため、数日おきにジムにいって筋トレするのが効率がいいとされています。これは筋トレをしている人なら幼稚園児でも知っている常識です。

しかし、私は「3日おきにジムに行かなくては」と計画したとたんに志が萎えてしまい、筋トレを続けられなくなる、ということが判明しました。例の指図されたくないウィルスに感染しているためです。

いろいろ試した結果、間隔を空ける計画がよくなかったと考えました。まったくジムに行かなくなるよりは毎日行く方がマシだろうという結論に至り、筋肉の成長効率が悪かろうと、毎日ジムに通うことにしました。

毎日行くのですから、辛くては続きません。そこで、ジムにさえ辿り着けば合格とし、バーベルを一回だけ上げて帰ってもよし、という激ゆる縛りにしました。

やってみると「せっかく来たしベンプレ20回くらいはしとくか」というもったいない精神が働き、そこそこのトレーニングを毎日続けられるようになりました。しかも「今日は筋トレしたからポテチも我慢するか」と思わぬダイエット効果を得られる日もありました。

この経験から、自分みたいな意思薄弱ボーイは、定期的な実行計画をたてるのではなく、ハードル下げて毎日やる方が向いてるかもしれん、とあらゆることに対して思うようになり、勉強にも応用した次第です。

毎日復習を試してみると

毎日ちょこっと復習する勉強法を試してみると、筋トレと同じように、やらないよりはマシ、くらいの効果が得られることが分かりました。

英単語を一個だけ復習して「今日はもう復習終わり!」な日も少なくなかったのですが、せっかく単語帳を開いたんだからあと5ページくらい行っとくか、という謎のもったいない精神が発動する日も結構ありました。さらに、今日は復習を頑張ったから予習までやっとくか、と思わぬモチベーションに繋がることもありました。

定期復習法であれば、1日後、1週間後、1ヶ月後にだけ復習すれば十分なところを、私の場合、毎日無駄に復習するのですから、効率が悪いことこの上ありません。毎日復習は、復習しないよりはマシくらいの効果しか期待できません。しかし、私のような不真面目な人間は、定期的に復習しようとすると学習時間がゼロになりがちなので、仕方がなく毎日復習を頼りに生きています。

まとめ

すごくない記憶術として、毎日復習法を紹介しました。期待通り、すごくなかったと思います。みなさまは定期復習を実践されることをお勧めします。他人の不幸は蜜の味といいますので、世の中には毎日復習している雑魚がいると分かれば、定期復習がより捗るのではないでしょうか。

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