パパは息子の運動会を生観戦しに行きたい

育児日記の第10回。

今回のテーマは「運動会」です。

息子(4歳)の運動会を観に行ってきました。

初めての生運動会

昨年は、コロナの影響で人数規制が厳しかったので、子供一人に対して親一匹しか参加できず、私はお家でお留守番係でした。

今回は、両親じじばばも参加OKとのことだったので、(子供よりも)張り切って参加してきました。結果、親の目線で生の運動会を観るのが初めてだったこともあり、いろいろと発見があったので、日記に書きます。

ふつうに参加できるだけで花丸

なんといっても、感動したのは、息子が「ふつうに」運動会に参加できていたことです。

他の子と同じように、ふつうに参加するだけ。なんなら、待ち時間が長くて、ちょっと退屈そうにしている様子でしたが、集団に混ざって何十分も座っているだけで「めちゃ…成長してる…」と逆安西先生な気持ちになりました。

というのも、昨年の息子は、運動会に馴染めず、ひとりだけママのお膝で見学していたんですよね。

私に似て、引っ込み事案な息子は、新しい人間関係や新しい場所がとても苦手です。昨年は、運動会の場所が、息子にとって初めての小学校体育館だったので、心をクローズしてしまいました。運動会って、緊張感すごいですもんね。息子の気持ちが、私にはよく分かりました。

今年は、幼稚園にあがり、お友達も一新されました。会場も市民体育館という、未知度高めな場所。息子にとってのハードルは、昨年以上に高いものでした。が、息子は一回も泣かずに、踊り、走り、最後まで参加しました。もう、それだけで、はなまる二重丸です

今回一番言いたかったことは、それだけ。あとは私のくだらない感想です。

世界で最もやさしい場所

親の目線で見た、初めての運動会。控えめに言って、めちゃくちゃ楽しかったです。どうして楽しかったのだろう?と振り返ってみると、おそらく、自分の「感動水栓」をゆるゆるにして観ていたからだと思います。

映画にしろ、小説にしろ、テレビにしろ、私が普段目にするものは、プロのオジサン・オバサンたちが一生懸命つくったものです。そうした秀逸な作品ばかりを見ていると「貴様は朕を楽しませてくれるのだろうな?」という「何様目線」が自分の中で育ってしまいます。

何様目線を持ってしまうと、ものごとを素直に楽しめなくなってしまいます。たとえば、シン・ゴジラという素晴らしい映画を見ても「自分の住んでいる街が踏み潰されて萎えた」なんて、くそしょうもないケチをつけて、作品を減点してしまいます。はい。私のことです。

相手の欠点ばかりを見てしまうのは悲しいことです。感動したくて作品を見ているはずなのに、自らの感動水栓を固く絞って「感動するものか」と頑なになってしまいがちです。

こうした感動水栓の締りを開放してくれるのが、子どもの運動会でした。子どもたちは「できなくて当然」なので、こちらとしても「少しでもできたところを探そう」という気持ちになります。あるいは、かけっこで転んでしまうような、できないところすら、愛おしくなります。

私だけではなく、会場のみんなが、子ども達を温かい目で見守っていました。転んでビリになった子に、割れんばかりの拍手が送られました。あの日の市民体育館は「世界で最もやさしい場所」だったように思います。

コーナーリングの甘さが課題

息子の話に戻ります。息子が運動会に前向きに参加できた理由は、かけっこが楽しみだったからではないかと思っています。

1ヶ月前くらいから、公園にいくたびに「かけっこするぞー。よいどんっ!」と息子がロケットスタートし、私が「負けないぞー!待て待てー!」と追いかける遊びを続けていました。

たまに「パパはせんせーになってね。よいどんってしてね」とお願いされることもありました。この時点で、ははぁ、さては、運動会のかけっこの練習をしているな、と勘の良い私は気づいていました。

せっかく息子の運動会へのモチベーションが高まっているのだから、これは背中を押してあげねばなるまいと思い、二人でかけっこのトレーニングを積みました。名づけて、息子運動会前向計画。公園の直線っぽいところを探しては「ここがコースだからね。かけっこしよう!」と息子に声を掛けて、かけっこ接待をしてきました。

そして迎えた本番。徒競走です。息子は3番レーン。先生が旗を振り上げるのと同時に、息子がロケットスタートを切りました。速い!速い!練習の成果が出ています。少しフライング気味でしたが、許容範囲でしょう。おともだちを置き去りにして、息子は先頭で風になりました。

そのまま一着でゴール!と思いきや、息子は他のおともだちに追いつかれてきました。私は「しまった!」と思いました。コーナーリングで内周を攻めるのを教え忘れていたのです。息子は外に大きく膨らみ、インコースを走るおともだちに抜かれてしまいました。結局、ゴールは四着。息子は満面の笑みでした。楽しんでいたから、まぁいいか。

来年はコーナーリングの練習も一緒にしたいと思います。

おまけ:運動会で一番おもしろかったのは、ナルト走り(両手を後ろにして、腕を振らず、飛行機のようなフォームで走る方法)で、異様なスピードを出し、徒競走で一位になった子がいたことでした。子どもらしくていいなぁ、と思いました。

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