英語教育を始めるのは早ければ早いほど良いに決まっている※ただし、私を除く

今回のテーマは「英語の早期教育」です。

2020年、小学校でも「英語」が教科として導入され、算数や国語と同じように、小学生が英語を学ぶ時代になりました。下手したらランドセルを背負った相手に英語で言い負かされる、ジーザスな世の中になってしまったのです。ホラーです。

私の話のネタに「中学英語」があるのですが、すでに古臭くなっており、賞味期限が切れそうです。カビが生えているかもしれませんが、ここいらで中学の話をしておきたいと思います。

私が「勉強の雑魚」であることは、このブログで散々触れてきましたが、実を言うと中学のときは、そこそこ成績上位でした。

今となっては中学の成績など、高校で大コケするための助走でしかなかったのですが、中学イケてない芸人だった私の自尊心を支えてくれた意味で、中学の勉強、とりわけ得意だった英語には感謝しています(ちなみに高校以降も変わらずイケてないので安心してください)。

今回は、私が経験した「中学英語で優位に立つ方法」を紹介します。ただし、早期英語教育が導入された今では効果が薄く、なおかつ高校以降では何の役にも立たない手法であることは最初に断っておきます。

中学英語で優位に立つコツは、ずばり「周りよりも3年早く勉強を始める」ことです。

カードゲームに釣られて駅前留学

私が英語に興味を持ったのは、小学四年生の時でした。

そのころは、兄の影響でMTG(マジックザギャザリング)というトレーディングカードゲームにハマっていました。しかし、MTGは貴族の遊びでした。1パック15枚入りで500円もしました。当時の私の月収は800円。日本国くらい財政難であった私は、カード集めに難儀しました。

カードが足りず、あまりに自分のデッキが弱いので、白い厚紙をカードの大きさに切って、カードの絵柄を自力で書く荒技に打って出たこともありましたが、贋作の使用は認められず、兄の友人にボコボコにされました。

そんなとき、英語版カードをたくさん持っている友人が現れ「自分じゃ読めないから二束三文で売ってあげるよ」と言ってくれました。

キリストはパン5個と魚2匹だけで5000人を満腹にさせる奇跡を起こしたと言います。わずかな金額で大量のカードを生める英語版MTGは、キリストに劣らぬ奇跡であり、私は友人をメシアと呼びました。

問題は、私も英語を読めないことでした。英語版MTGを入手したものの、親に頼んでも「読めない」と言われ、我が幸せMTG計画は早々に頓挫しかけたかに見えました。しかし、当時の私にはまだ粘り気がありました。

英語が読めないなら英語を習いにいけばいいじゃない、と考えたのです。親に頼みこみ、近所の英会話スクールに通えることになりました。

英会話スクールの思い出

先に結論を言うと、英会話スクールは、MTGを解読するのに、何ら役に立ちませんでした。

英語版MTGはsacrifice(犠牲にする)などの高校レベルの単語を知らないと読めないものでした。小学生にはハードルが高すぎました。それに、別に英語が読めなくても、同じ絵柄の日本語版カードと見比べれば、意味が分かることにも気づいてしまいました。

もはや英会話スクールに通う意味はありません。

ですが、なんと私は中学を卒業するまで通い続けました。やる気があったからではなく、「やる!」と意気込んだ手前「やっぱ、やめる…」が言い出せなかったからです。

英会話に通うお金を親が払っていることに思い至らなかった己の馬鹿さも相まって、英会話通いはダラダラと続きました。結局、日本語MTGカードを買うより高くついたのは言うまでもありません。

英会話スクールに行くこと自体は、イヤではありませんでした。

私は友達が少なめなタイプだったので、人(先生)に構ってもらえるのが嬉しく、話し相手ができてラッキーと思っていました。キャバクラ感覚で英会話スクールに通う小学生は私くらいのものでしょう。還暦をすぎたおばあちゃんが先生だったので、スナックだったかもしれません。

英会話スクールでは特別なことは何もしませんでした。アルファベットを覚えたり。動物の名前を当てるゲームをしたり。英語の歌を歌ったり。5年生になってからは、ワークブックみたいなのを解いたり。ごく普通の英語教育を受けました。

3年早く英語の勉強を始めた効果

そんな具合で、人よりも3年早く英語を勉強しました。

その結果、中学入学した時点で、中1の英語教科書は学び終わった状態になりました。同級生がABCを必至で覚える横で、私は筆記体の練習をする余裕があり、テストで満点を取ることもありました。いい気分でした。

しかし、私のような雑魚が、苦労もせず英語で好成績をとってしまうとどうなるでしょうか。答えは天狗になります。「私は英語が得意なんだ。勉強しなくても頭がいいんだ」と盛大に勘違いをしました。

高校に入ると、英語の貯金が尽きました。

うさぎとカメの昔話のようです。違うのは「私が後半でサボるカメだった」ということでしょう。うさぎに追いぬかれたカメに勝つすべは残されておらず、高校以降は、小さくなっていく同級生の後ろ姿を見送るだけでした。

これがマリカーで、トゲゾー甲羅が手元にあれば迷わず投げていたところですが、現実世界で同級生の足を引っ張らなかったことだけは、自分を褒めてよいと思っています(足を引っ張れるほど近くを走ってくれなかった説もあります)。

まとめ

今回は、私が偶然にも英語を3年早く始めた話をしました。早く始めるのはいいことです。一時ではありましたが、またとない優越感を味わえました。さらに、追い抜かれる絶望感も味わえて、二度美味しい体験でした。

私の場合は、周りが英語を勉強しなかったからリードできたのですが、最近の子どもは、みんな小学生から英語を勉強するのですね。先手必勝しにくい状況にあって大変だと思います。何もアドバイスできませんが、強く生きてほしいです。

もし、小学生よりも早い段階で「超早期教育」を受けられた人がいたとしたら、その人はとてもラッキーです。私のように慢心せず、その貯金を活かして海外で活躍していただきたいです。

また、早期教育を受けられなかった人も落ち込むことはありません。私のようにサボるカメがいます。ちゃんと勉強していれば、3年後には圧倒的な差をつけることができるので、諦めないでほしいと思います。

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