近所の公園がエビフライ一本だけで勝負している

育児日記の第19回。

今回のテーマは「公園」です。

おさんぽブーム到来

四足歩行だった娘が、二足歩行に進化しました。という私的大ニュースを8月の育児日記で報じたのですが、今では家の中でダッシュするまでになりました。成長がはえ〜でございます。

けれど、家の中って、案外ダッシュするには向いていない場所でして。ちょっと走るとすぐ壁にぶつかっちゃうんですよね。娘はミニ四駆でいえばソニックセイバー。あまりコーナーリングが得意ではありません。

家が手狭だと、娘も気づき始めているようで。最近はもっぱら「パパおそとにつれって」という娘からのテレパシーをビンビン感じております。お散歩ブームの到来。加山雄三さんくらい散歩しています。

あたしのマイシューズ

散歩ブームの火付け役となったのはマイシューズの存在。

あんよが上手になった娘のために、じじばばがファーストシューズをプレゼントしてくれました。サンキュー!ちなみに頂いたのはミキハウスさんのお靴。

「いや、大人の靴が買える!」ってくらい良いお値段なのですが、そのぶん造りがしっかりしてまして、一歳児のマシュマロのごとき足を、優しく優しく包んでくれております。

家の中では不機嫌MAXだったのに、マイシューズをはいて一歩外にでると、あら不思議。ブッダかガンジーかってくらい穏やかな顔になる娘です。

それがまた、かわE。

ガニ股でチコチコチコチコと前進するラブリーな後姿。スマホのシャッターを連打する手が高橋名人くらい止まりません。

あぁ。一眼レフもってくればよかった。

今分かりました。ちびまるこちゃんにでてくるタマちゃんパパってこんな気持ちだったんだと。こりゃ、しゃーないっすわ。可愛すぎます。

ちょこっと歩かせるつもりが、もう無限に見ていたくなるのです。

エビフライで勝負する公園

しかし、家の前はアスファルト。あんまり歩いてて転びでもしたら痛そう。もっと安全に歩かせてあげたいなと思いまして。近所の公園に行くことにしました。

実は、その公園が初めていくところでして。聞くところによると、猫の額か私の心くらい狭いらしい。新しくできたとのことで、一度行ってみたいなと思っておりました。

よし、公園いくよー。

ローラ姫スタイルで娘を抱きかかえて、歩くこと5分。公園らしき場所に到着しました。

らしきと言ったのは、そこに何もなかったからです。

あれ?空き地に来ちゃった?と錯覚するほどの何にも無さ。けれど、よーく目をこらしてみると、エビフライが一つ、ありました。

画像は株式会社コトブキ様HPより引用。「ハニー」品番CP-01473

あっ、食べる方のエビフライじゃなくて、乗れる方のエビフライです。エビフライとしか言いようのない形の遊具がありました。

その公園、地面が砂利になってるんですけど、そこにポツンとエビフライ型遊具が設置されているのです。ブランコとか鉄棒とか、そういう普通の公園にあるべきものがなく。ただエビフライのみ。

遠目からみたら、パン粉の上に揚げたてのエビフライが置いてあるようにしか見えません。

ねぇ、公園のオーナーさん。
どういうセンス?

あ、分かった。これは「自己分析」をするための公園なんですね。作家の村上春樹さんはカキフライが大好きで、自己分析に悩む就活生に「カキフライについて原稿用紙4枚書いてみろ。それが自己分析だ」と指南するそうです。

それと同じで、幼少期から公園のエビフライに親しみ、エビフライについて深く考える癖をつけることで、就活をするときに「エビフライを通じて自己分析をする力」を養うことができると。そういうことですね。

ごめんなさい。やっぱり意味が分かりません。

セキヒライで応戦する娘

公園にあふれる盛大なエビフライ愛と、若干の狂気を感じつつ。娘を公園に放って遊ばせました。

といってもエビフライしかないので。つまんないかもな、ごめんね。なんて思いながら見てたんですが。娘は、エビフライをガン無視して、ひたすら石を拾ってました。「こんなおおきいのあったよー!」って感じで。ひとりで遊んでました。

エビフライではなく。
石拾い(せきひらい)。

パパね。気付かなかった。公園にエビフライしかなかったら。石で遊べばいいんだね。あんた天才。遊びの天才。エビフライと石拾いで、韻まで踏んでるし。ラップの才能まであるのね。

結局、娘は野生のイシツブテを3体ほどゲットして、ホクホク顔でした。普通ならこのままポケモンマスターを目指すところだと思うのですが、新しい公園の石って、何かしらの所有権ありそうだなという気がして怖くなり、公園にイシツブテをリリースして帰りました。

ごめんね。せっかく集めたのに。また連れてくるから。許して。

※エビフライだと思っていた遊具は、蜂をモチーフにしたものだということが後日判明。それに一番おどろきました。どう見てもエビフライ。ちなみにお値段は14万円。

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