宝探しゲームを自作して遊んでみた

育児日記の第23回。

人参の持ち腐れ
【にんじんのもちぐされ】アイデアひとつで宝になれるポテンシャルを持っているのに、その良さに気付かずダメにしてしまっていることの例え。

アイデアひとつでガラッと楽しめるようになることってあります。

モルカーが賢い

この前、4歳になる息子と一緒に、モルモットの車の日常を描いた「PUIPUIモルカー」というテレビアニメを見ていました。

その中で、インディージョーンズを模したモルカーが出てくる回がありました。そのモルカー、探検から帰ってきたばかりで、野球少年の靴下くらい汚れていたんです。他のモルカーが洗車機に入れようとするのですが、洗車機を怖がって入ってくれません。

どうやって洗車機にいれようか、モルカーたちが悩みます。すると、あるモルカーが名案をひらめきます。それは、ずばり宝探し

まず、モルカーの大好物である人参を取り出し、スプレーで金色にコーティング。お宝感を演出します。そのゴールド人参を洗車機の奥にセットし、さらに、お宝(ゴールド人参)のありかを宝地図に書いて、インディージョーンズ風モルカーに手渡しました。

宝地図に冒険心が掻き立てられたインディージョーンズ風モルカーは、ものすごい勢いで洗車機に突入。ピッカピカに洗われながら、見事お宝をゲットします。

この手口、賢いなあと感心してしまいました。

モルカーを綺麗にする方法って、いくつか思い浮かびます。私は気が短いので、直接水をぶっかけるか、無理やり洗車機に入れたと思います。でもそれって、Win-Winじゃない。インディージョーンズ風モルカーに心の傷を作ってしまいます。

PUIPUIモルカーの場合、インディージョーンズ風モルカーも得する仕組みを考えたところに凄さがあります。

まず金色の人参です。インセンティブ(報酬)を与えるわけですね。それも高いものじゃなくって、スプレーで色付けしただけですから、周りのモルカーの懐も痛みません。

極め付けは「宝探し」というゲーム性を導入したところ。洗車機は恐ろしい存在ですが、そこは困難な探検ほど燃えるインディージョーンズ。探検家の習性をうまく利用して、洗車機をアトラクションに仕立てています。

子育てにも遊び心を

これって子育てと同じだなと思いました。子どもが雨の日の砂場でヘッドスライディングして帰ってきたけど風呂には頑として入らないシチュエーションにそっくりです。

心に余裕がないときは、無理やり風呂に入れてしまいます。でも、できれば子どもには楽しみながらお風呂に入ってもらいたい。そういうときこそ、宝探しのような遊び心が必要です。

たとえば、ホース拾い。私が小学生のとき、プールの授業でやった遊びがホース拾いです。プールの底にカラフルなホースの切れ端を沈めておいて、制限時間内にたくさん集められたら勝ちというゲームです。札束を拾ったのかと思うくらい楽しかったのを覚えています。

これを自宅のお風呂でやるのはどうでしょうか。ホース拾いというイベントを作ってやれば、泥んこの子どもが楽しくお風呂に入れるかもしれません。それこそ、金色に塗られた人参に向かっていったインディージョンズ風モルカーのように。

こんな風に、あと一捻りすれば楽しめる状況なのに、アイデアを出し惜しんでダメにしてしまっている状況を「人参の持ち腐れ」と命名し、肝に銘じたいと思います

息子とやった宝探しゲーム

さて、宝探しといえば、先日、4歳の息子と宝探しゲームをして遊びました。

息子がプチ体調不良だったので、家の中で大人しく遊べるゲームはないかとググって見つけたのが宝探しでした。「その手があったか!」と思いました。というのも、冒頭であれだけインディージョンズ風モルカーに感銘を受けていたにも関わらず、リアルに宝探しをするという考えが浮かばなかったのです。アホですね。

手元に「UNOのカード」と「おままごとの人参」があったので、これを宝にしました。宝の地図は下の写真のようなものを書いてみました。

宝の地図①

・0のカードは、だるまさんがの絵本の中
・1のカードは、枕の下
・2のカードは、ティッシュ箱の下
・3のカードは、私のポケットの中
・4のカードは、うさぎのぬいぐるみの中
・5のカードは、茶色いテーブルの下
・6のカードは、トイピアノの下
・7のカードは、バランスボールの上

宝の地図②

・8のカードは、リュックの中
・9のカードは、ふとんの下
・0~9のカードを全部集めたら、パパから人参のヒントがもらえる

宝の地図を息子に渡してみました。「ぜ、ろ、の、か、あ、ど、は、だ、る、ま、さ、ん、のし、た、に、あ、る、よ」と、声に出して地図を読んでいます。

以前、「サトラレ」という心の声がみんなに聞こえてしまう主人公の漫画を読んだことがあるのですが、息子はまさにそんな感じ。笑っちゃうくらいプライバシーが皆無です。4歳ってこんなもんなんですかね。いいのでしょうか。ゲームマスター側としては助かりますが。

地図を読み終えると「わかったぞー!」「すぐみつかるぞー!」とかいって、次々にUNOのカードを発見してくれました。楽しそうです。

0~9のカードをすべて集めた息子は私の元へ。そんな息子に、最後の地図を渡します。

最終ミッションは「しりとり」です。私としりとりをして「にんじん」で終わったら、お宝の人参がゲットできるというルールにしました。これもクリアし、息子は人参ゲット。

「やったー!」

算数の授業が急に自習になったときのような歓声をあげて喜んでくれました。よかった。宝探し、やってみてよかったです。息子に大ヒット。「たからさがし、たのしすぎたー。またやる!」とせがまれるようになり、このあと何度も新作の宝地図を作ることになりました。

こんなに楽しんでもらえるなら、もっと早くから宝探しやってあげればよかったです。これも人参の持ち腐れでした。

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