初めてのおままごとって、こんなことになるんですね

育児日記の第24回。

最近クスッときた出来事を3つ紹介します。

原初のおままごと

子どもって大人の真似しますよね。「よく見てるなあ」とハッとさせられることがあります。

今日は1歳4か月の娘を連れて、キッズスペースのある公民館にお出かけしてきました。そこで、娘がおままごとセットで遊び始めたのですが、そういえば鍋やコンロがちゃんと揃ったおままごとセットで遊ばせるの初めてかもしれないと気づきました。

いったいどんな風に遊ぶのでしょう。じっくり観察することにしました。

女の子はおままごとが大好きだと言います。とはいえ、うちの子はまだ1歳4か月。まだまだ料理には詳しくありません。それにキッチンは危ないのでバリケードで塞いでおり、日頃立ち寄らせていません。ということは、大人が料理をする姿をまったく見たことがないわけですから、鍋やコンロの使い方を知るはずがありません。

本能的に鍋を使えるようになるのか。あるいは、私が予想もしなかった料理法を開発するのか。非常に気になります。

最初に娘が手を伸ばしたのはオレンジのおもちゃでした。半分にパカっと割れて、マジックテープでくっつくタイプです。娘はオレンジをミチミチッと引っ張り、片割れにします。

どうするのかな?と思ってみていると、次はまな板を手に取り、さきほどのオレンジを擦り付け始めました。

スリスリスリスリ。

マジックテープのワサワサが、木のまな板に押し当てられ、スリスリという効果音が聞こえてきます。娘はなおも擦り続けます。

スリスリスリスリ。スリスリスリスリ。

ガンガンガンガン!今度はオレンジをまな板に叩きつけました。なに?なに?よくわかりません。擦っては叩き、擦っては叩きを繰り返しています。

オレンジが終わったかと思うと、今度はいちごを手に取り、また擦り叩きを始めました。そのとき、やっと何をしているか分かりました。

「あっ!りんごのすりおろしの真似だ!」

娘が手足口病になったとき、りんごを目の前ですりおろしてあげたことがありました。どうやら、その真似をしているようです。確かに、娘に見せたことのある料理姿といえば「すりおろし」だけです。すりおろしに憧れを抱いていたのですね。よく見て覚えているものだと感心してしまいました。

というわけで、うちの娘の原初のおままごとは「すりおろし」でした。

パパのキャンセル方法

「序盤にやられたモブキャラみたいやん」と思った話です。

4歳の息子からお手紙をもらいました。幼稚園で練習しているのか、ひらがなとカタカナの書き取りができるようになってきた息子。家でも自主トレしてまして、なんと手紙が書けるレベルに到達したのです。すごいですね。手紙にはこう書かれていました。

つよしまさひろパパたくや

なにこれ?と思い、息子に聞いてみると「ようちえんにいるなまえだよ」と教えてくれました。
※名前はフェイクを入れています。息子の名前を仮に「まさひろ」としました。

ようちえんには「つよし君」と「たくや君」が居るということかな? 息子は普段、幼稚園の話をほとんどしてくれないので、これはいい機会だと思い、質問してみました。

「幼稚園につよし君がいるの?」
「いるよー」

「たくや君もいるの?」
「いるよー」

「あー、なるほど」
「まさひろもいるよー」

やはり、幼稚園にいるお友達の名前を書いたようです。もしかすると仲がいい子なのかもしれません。しかし、パパの名前が入っています。パパは幼稚園にいませんが・・・。

「そうだね。まさひろもいるね。でもパパは?幼稚園にいる?」
「いない。じゃあパパにバツしとくね」

「えっ?あ、うん・・・」

指摘したらパパの名前の上から大き目のバツ印をされました。名探偵コナンで序盤にやられたモブキャラみたいな扱い。

人の名前をキャンセルするときは、消しゴムで消すんだよと教えてあげるべきだったでしょうか。

逆やん

台所にて。

うちの息子に「なにのんでるの?」に聞かれた祖母が「コーヒー牛乳だよ」と答えると、息子がこんなことを言いました。

「えっ?こーひーにぎゅうにゅういれたら、こーひーぎゅうにゅうやけど、ぎゅうにゅうにこーひーいれたらぎゅうにゅうこーひーやで?」

祖母は、最初にグラスに牛乳を注ぎ、その上からアイスコーヒーを注いだそうです。それを見ていた息子が、入れる順番が「ぎゃくやん」という違和感を覚えたのですね。

これを聞いたとき、うちの息子、言葉遊びしてんなあと思いました。すごいなと。

これは千原ジュニアさんが言っていた話なんですけど、ジュニアさんの一番古いお笑いの記憶って、浦島太郎の絵本を読んでもらったときだそうです。

「絵ーにもかーけない、うーつくしさー」

という歌がありますよね。これを聞いて

「いや、かけてるやん」

と心の中でツッコんだとか。確かに絵本には描けています。屁理屈といえば屁理屈ですが、こういう違和感を見逃さずに言葉遊びできるところがジュニアさんの達者なところだと思います。

ちなみに、ジュニアさんは大人になって板尾創路さんと一緒に歩いているとき「フレッシュチーズ」と書かれたトラックに出会い、それに対して板尾さんが「チーズは腐ってんねんけどな」と呟いたそうです。

それを聞いたジュニアさんは「うわー、俺が浦島太郎に抱いた違和感、間違ってなかったんやー!」と確信したとか。

お笑いのセンスって、幼少期からあるんだなと思わされる話です。

それを思うと、親バカかもしれないですが、うちの息子の「牛乳コーヒー」は良い目の付け所してるなと思ってしまいます。

教育的には「牛乳コーヒーだけど、コーヒー牛乳って言ってもいいんだよ」と寛容性を教えるべきかもしれませんが「いや逆やん」という目の付け所は失ってほしくないと思ってしまいました。

さて牛乳コーヒーと言えば、私が昔働いていた創作居酒屋で「俺カフェ」というドリンクメニューが思い出されます。

氷でキンキンに冷やしたたっぷりめの牛乳にシロップを混ぜて、その上から少量のアイスコーヒーをソーっと注ぐと、牛乳の層とコーヒーの層がキレイに分離して、美しい縞模様になるというもの。

普通のカフェオレがコーヒー比率が高めなのに対し、俺カフェは牛乳比率の方が高めなので、カフェとオレの語順を逆にしています。まさに牛乳コーヒーと同じ考え方ですね。

俺カフェを考案したのは店長。居酒屋なのに酒が飲めない店長で、仕事終わりに「ごめん、俺カフェ作ってもらっていい?」とよく頼まれていました。店長に今日の俺カフェ美味いなぁと褒められたのが嬉しかったのをよく覚えています。

その思い出も相まって、息子が思いついた「牛乳コーヒー」は、余計に大事にしてあげたいなと思いました。

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