ルパンションを発明した息子

育児日記の第27回。

ルパンション
【るぱんしょん】しりとりの「る」から始まる語彙がゼロの息子が捻り出した新語。ラパンション、リパンションなどの活用が可能。

子どもの発想って面白いです。4歳の息子としゃべってると「そうくるかぁ~」と驚くことがけっこうあります。

好きなたべもの

たとえば「好きなたべものなに?」って聞いたら、返ってきた答えが「こな」。まさかの原材料で答えてくる感じ? そうくるかぁ~。もう大喜利ですやん。

ちなみに何の粉かというと「ミロの粉」だそうです。じゃあミロでええやん笑。パパ、粉って聞いたとき、ピスタチオさんと同じ勢いで「いや、なんのっ?」が出ちゃったよ。

しりとり

そうくるかぁといえば「しりとり」の話もあります。息子としりとりをしていて、私が「ボール」って言ったんですね。そしたら「る?る?」って困ってて。

これが大人だったら、ルビーとかルーレットとか色々あると思うんですけど、息子の辞書の中には無い。どうするのかなぁ?と思いながらみてたら、息子が「思いついたー!」って顔して、こう言いました。

「ルパンション」

いや、ルパンションってなに笑。ひとつも聞いたことがないワード。いやに語感がよくて面白いです。まぁ、いいか。せっかく息子が悩んで出した答えですから、そのワードが存在するテイで続けてあげようと。そう思って、次の言葉を考えてたら気づきました。

「いや、ルパンション。ん、で終わっとるやんけ!」

「る」から新語を考えるなら、そこは「ん」で終わらんワードにせんと。50音あるのに、なんで「ん」で終わるねん。新語+んで終わるという、息子の二段ボケにやられて爆笑してしまいました(いたって真面目な息子はポカーン( ゚д゚)でしたけど)。

聖徳太子越え

そんなルパンション事件がありまして。面白かったなぁと思い出してたら、ふと「まてよ、ルパンションって、けっこう凄い発明なんじゃないか?」と思うようになりました。

というのも、「るから始まる言葉」の知識がゼロの人間が、初めて「るから始まる言葉」を生み出したわけですから。ゼロからイチを生む大発明だと思うんです。

そもそも、日本人って「ら行から始まる言葉」を発明したことがないそうです。ライオンとかリコーダーみたいな「ら行から始まる言葉」って、外国から入ってきたものらしく、もともと日本には無かったとか。「でも林檎は元からある日本語じゃないの?」と思いましたが、これも実は中国から伝来したもの。

歴史をさかのぼると、「ら行から始まる言葉」が伝来したのは奈良時代以降。そして、しりとりが始まったのが、奈良時代の次の平安時代。つまり、ら行によって50音のピースが「ん」以外埋まり、しりとりがゲームとして成り立つようになったと考えられます。

ということは、あの聖徳太子ですら「ら行から始まる言葉」を思いつかなかったと。これは凄いことですよ。きっと、初めて「ら行から始まる言葉」を聞いた遣唐使は「そうきたかぁ~!」って驚いたと思うんです。「ら行から始める発想なかったわ~」って聖武天皇もビビったはず。

そう考えると、ゼロから「るから始まる言葉」を捻り出した息子すごいなと。親バカ発動ですみません。でもマジで凄くないですか?

海外のしりとり

そういえば、海外にもしりとりってあるんですかね? しりとりって50音もあって「ん」から始まる言葉だけ少ない日本語だから面白いのかなって思います。

調べてみると、英語にも「しりとり」みたいなのがあるみたいです。ワードチェーンといって、Bean→Nachos→Sugar→Riceのようにアルファベットを繋げていくようですね。

「そんなん無限に続くやん」って思いますけど、5秒以内とか、同じジャンル縛りとか、日本語のしりとりみたいな追加ルールをつけて、ちょっと難易度あげてゲームっぽくするらしいです。

へぇ~。知りませんでした。他にも、韓国にはクンマリッキ(末尾に希少語を使うのがNGなしりとり)、インドにはアンタークシャリ(音楽にのせたしりとり)、ロシアにはイグラフスロバ(都市名縛りのしりとり)があるようです。

みんな似たようなこと考えるんですね。私は、英語しりとりが凄くいいなと思いました。これ英語の勉強にもってこいだなと。将来息子が大きくなったら、英語しりとりを挑んで、英単語を教えてもらおうかな。

でも、そう簡単に息子に負けるのも癪なので。困ったら「Rupanshon」を使おうと思います笑。

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