息子も4歳になったし、すべらない話でもしてみるか…

育児日記の32回。

子育てをしていると、予想もしていない発見をすることがあります。もしノーベル賞に教育部門があれば、ワンチャン受賞できるんじゃないか?レベルの大発見をしたので、ちょっと紹介させてください。

それは「おもしろい話があるんだけどさ」と我が子に話しかけるというものです。

夜中に始まるすべらない話

先日、4歳の息子と一緒にベッドに入ったときのこと。「さぁ寝かそうか」と思って部屋の電気を消したのですが、ついさっき暖房つけたばかりだったので、まだ温まっておらず、寒くてぜんぜん寝られませんでした。

「これは温かくなるまで寝かせるのは無理やな」と思い、なんか暇つぶしをしようと考えました。とはいえ部屋は真っ暗です。絵本も読めません。どうしようかなぁと思って、パッと思いついたのが「人志松本のすべらない話」でした。私は息子にこう語りかけました。

「ねぇ、おもしろい話があるんだけどさ…」

こんなハードルの高い入り、普通の感覚をもった大人なら「自分でおもしろいとか言うてるけど、これ絶対すべるやつやん」と思うところです。しかし4歳児はピュアでした。「おもしろい話!?して!して!」とめちゃくちゃ興奮して聞いてくれました。

たいしたトークではないのですが、こんな話を披露しました。
※息子の名前はタロウ(仮名)としています。

■縄跳び
この前さ、タロウが「縄跳びやりたい!」って言うから、二人で公園行って一緒にやったやん?あんときな、パパは「ひとりずつ縄跳びするんやな」と思ってて、縄跳びを二本持っていってたんよ。でもさ、公園ついてからタロウの話きいて分かったのは、縄跳びって、幼稚園でやってる「大縄跳び」のことやったんやね。

だから結局さ、二人で一本の縄を片方ずつ持って、大縄跳びの要領で、縄をグルングルンまわしたよね。で、誰も跳ばないねーって言って帰ったよね。あんときパパはさ「なんで二人しかおらんのに縄跳びやりたいって言ったんだろう」って思って、面白かったよ。

私のすべらない話

すると息子はヒャハハハと爆笑。しかも「今度は自分の番ね!」とすべらない話を始めるではありませんか。「え、君も話してくれるの?」と思って、めちゃくちゃ驚きました。4歳児が披露してくれたすべらない話がこちらです。

■電気
きょうさー、おうち帰ったらさ、暗くて、「えっ!めちゃめちゃくらいやん!」って思って、「パパでんきつけてお願いー!」って思ってパパにお願いしようとしたら、もうパパ電気つけてて「早っ」って思ったの。それが面白かった!

息子のすべらない話

なんやコレめちゃめちゃかわいいエピソードやんけ~って思いました。普段の息子は「あのときはこんなこと思ってたよ」なんて言ってくれることなんてないのに、すべらない話形式になった途端、思いを教えてくれるという発見がありました。

みなさん、「親子すべらない話」は凄いコミュニケーションツールですよ。

他にはこんな話をしました。

■お風呂
昨日な、パパは結構早い時間にひとりでお風呂入ったんよ。そんで湯を抜いたら電話が鳴って。「あ、ママからや」と思って電話をとったらタロウが出た。そんでさ「パパー!きょう一緒にお風呂はいろー!」って。

パパは「ええよー!」って言ったし、タロウが帰ってきてから一緒にお風呂入ったやろ? あれな、パパ二回目やってん。お湯張り直してん。「もう一回入るんかぁー。しんどいなぁー。でもタロウのためやからなぁー」って思いながら入ってん。それが面白かったよ。

パパのすべらない話

こんなしょぼい話でも息子は爆笑。笑いのツボが浅くて助かります。そのあと、息子がしてくれた話がたいへん興味深いものでした。それがこちらです。

■オートミール
今日さー。オートミール食べててさ、最後に牛乳が残ったんだけど、牛乳がおいしくなかったの。だから「牛乳まずいよー!」って言っちゃった。でも「あっ!これちくちく言葉だった!」って思ったの。それが面白かった!

息子のすべらない話

補足すると、息子は最近「ふわふわとちくちく」という斉藤孝さんの絵本を読んでいて、ちくちく言葉(=人を傷つける嫌な言葉)はやめて、ふわふわ言葉(=人を励ます気持ちいい言葉)に変換しようね、と学んでいるところなのです。

そこにきての「牛乳まずい発言」だったのですが、それを自分で「あっ、これちくちく言葉」だと気づけたと。しかも誰に言うでもなく独り反省していたということでした。健気でかわいすぎます。

こうした息子の内省プロセスに私は気付けていなかったのですが、すべらない話を通して初めて「そんなこと思ってたんや!成長してるなぁ」と思えました。

まとめ

子どもと「すべらない話」を披露しあうのがめちゃめちゃ良いよという話でした。4歳児の心の中が見れるのが貴重ですし、きっと息子のトーク練習にもなっている気がします。それに私がクソつまらない話をしているのに、4歳児相手なら基本全部笑ってくれますから、親のトークスキルがなくても「すべらない話」として成立するのが嬉しいですね笑。

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