節分、いい気分。

育児日記の第41回。

気弱でダサいオタク系男子が、無理めな美女との交際を目指すドラマ「電車男」が好きでした。放映していたのは2005年なので、私が高校生のときの話です。

「すげぇー!」と思ったもの

当時の私は、私服が壊滅的にダサく、公言はしていませんが、アニメもゲームも大好きで、まさに電車男を絵にかいたような存在でした。

ドラマでは、主人公が2ちゃんねる掲示版に「デートの仕方を教えて!」と相談し、面白がった掲示板の住人たちが、的確なアドバイスをしていきます。

オタクだった青年が、清潔感ある服をまとい、デートの作法を学んでいく。まるで他人事に思えず、主人公に乗り移ったような気持ちで見ていました。そして、エルメスさんがとにかく可愛かった(伊東美咲さん演じるヒロインのことです)。

このドラマにはオタク男子だった私の「憧れ」が全部つまっていました。中でも当時「すげぇー!」と思っていたのが、買い物のシーンです。

「とりあえずジャケット買っとけ!」

「髪切りに行っとけ!」

こうした2ちゃんねるのアドバイスを忘れないように、主人公がメモをするのですが、そのメモが紙ではなく「電子手帳」なのです。

手のひらサイズの平べったいデバイスに、透明のカバーがついていて、そのカバーをカパッと開いて、電子ペンでサラサラ~とメモるオタクの青年。

おそらくアキバ系だからガジェットに強いという設定だと思います。その電子手帳の近未来感が、とにかくカッコよかった。

え?どこがカッコいいの?

と思いましたよね。分かります。スマホが当たり前になった今、「電子手帳かっけー!」という感覚は通じ難いと思います。

でも、当時はスマホなんて無かったですし、高校生なんて、ガラケーを買ってもらえて「すっげー!」と言ってレベルの、原始人だったんですよ。

だから、電子手帳にサラ~とメモしている姿に憧れました。

今で言えば、IT系の社員が、VRゴーグルをパソコン代わりにして、空中に指をサッサッと走らせて仕事しているような。

あるいは、ちょっと無精ひげ生やしたイケメンが、スタバでコーヒー片手にマックブックプロを開いて、エンターキーを「ターン!」と弾いているような。そんなカッコよさがあったんです。

息子のお絵描きが、いい。

で、何がいいたいかというと、電子メモ萌えだ、ということです。

若き日の「電子手帳かっけ~!」な感覚をいまだに引きずっているので、電子メモパッドの「ブギーボード」を見ると、めちゃくちゃ興奮します。

もっというと、子どもが使っているアンパンマンのお絵描きボードにさえ興奮し、「ふぉぉー!」と叫びそうになります。

アンパンマンボードが異常に好きです。

先日、4歳の息子がアンパンマンのお絵描きボードで遊んでいて、パッと見ると「こいつセンスあるな」と思わせる絵を描いていました。

私はアンパンマンボードに異常に興奮するどうしようもない奴なのでテンションが上がりました。つい写真を撮りました。これです。

タイトルは「早く起きた朝」だそうです。

いい!いいタイトル!

早く起きた朝は、太陽と月と星が一緒にいるから、不思議だなぁ~、と思った気持ちをぶつけて描いたらしいです。すごくいい!いい!

お絵描き萌えですわ~。

はぴな

いいなぁ、と思ったことでいえば、この前お風呂から出たときに、息子が急に

「はぴな!」

と言いました。ぱぱ、はぴなやで、と。「何言ってるん、この子」と思いながら、どういう意味か聞いてみると、

「はぴなは、嬉しいってことやで」

というお返事がかえってきました。たぶん、Happy Nowなんだろうなと思いました。

かわいいやつ。

パパとお風呂入って、湯船の中でアイスクリーム屋さんごっこして、それがあんまりにも楽しくて「Happy Now!」が出たということでしょう。

はぴな。いいなぁ。いい言葉だなぁ。

パパもこれから使っていこうと思います。

恵方巻き

いいなぁ、と思ったものが他にもあります。

昨日は節分でした。スーパーで恵方巻きを買ってきて、食べました。恵方巻きといえば、恵方とされる方角を向いて、黙って海苔巻きを一本食べきるという、意味の分からない風習があります。

「なんでこんな変なことすんねん」と思いながらも、なんだかんだ風習に従ってしまいます。しかし、困るのが、毎年決まって「恵方どっち?」となることです。

文句を言っていた私ですが、やるからには、1度の狂いもなく恵方を向いてやりたい。ご利益を最大化したい。

いつも「恵方どっちやねん問題」に悩んでいたわけですが、今年はすごくいいアプリを見つけました。その名も「2024年度版 恵方巻きコンパス」。

アプリを起動すると、画面にコンパスが現れました。コンパスの横には「恵」という漢字があります。

無駄のないシンプルなUI。

スマホを回転させるとコンパスが動きます。コンパスの先が「恵」にぴったり合うと、なんと、コンパスが鯛に変化し、こんな文字が現れました。

「ぴったり恵方 おめでたい!」

たいへんユーモアあふれるアプリでした。すごいけど、

「このアプリ今日しか使い道ないんかい」

開発するのは大変だったでしょうに。製作者の苦労に思いをはせると、哀愁が感じられて、その儚さが、余計いいなぁ、と思いました。

チビ鬼さん

節分といえば、豆まき。子どもたちは、幼稚園で豆まきをしてきたらしいです。

豆まきどうだった?と長男に聞くと「優しい鬼だった」と言っていました。

最近の豆まきは、子どもに恐怖を与えないように、鬼側の配慮も大変なんだろうなぁと思いました。

「正体は先生だった」とも言ってました。

4歳児が「正体」という難しい言葉を使っていたのが、なんだか面白かったです。

家で記念写真を撮りました。妻がいろいろ調べて、節分アイテムを揃えてくれました。

トラ柄のパンツ。

鬼のお面。

鬼の角の髪飾り。

トラ柄の襟巻き(そんなのあるんだ!?)。

トラ柄のシュシュ(そんなのあるんだ!?)。

ぜんぶ装備して、チビ鬼さんの出来上がりです。

かわいい!かわいい!かわいい!

4歳と1歳のチビ鬼、かわいい!

はぴな!

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