佐藤光春さん著「スターにはなれませんでしたが」を読んだら、息子と話したくなり、好きなものランキングを発表してもらった話

育児日記の第42回。

「永遠の友情」に憧れがあります。

高校3年の時、父親がこんなことを言いました。

「大学は一生の友達をつくるところだ」

こう言っては失礼ですが、社交的な母に比べて、父は、その、あまり友達が多そうなタイプには見えないなあ、と思っていたので、そんな父から急に「友達」というワードが出てきて、凄く驚きました。

いえ、むしろ交友関係がスリムな父だからこそ、大学時代に得られる友達の大切さを、身に染みて分かっていたのかもしれないですね。

だって、小学校から高校って、クラスという、せま~い世間で育つじゃないですか。

友だち百人できるかな?っていいますけど、たった百人に出会ったくらいで、フュージョンできるくらい完璧に気が合うって、なかなかないと思うんです。

それが大学になると、一気に世界が開けます。出会う人がバーンと増える。

父は大学で旅行研究会というサークルに入ったそうです。鉄道が好き。旅行がすき。自分と波長が似た、しっくりくる人々に出会ったのでしょう。

大学に行って、永遠の友情を得た。素敵なことですね。

一方、私は、友人関係をリセットしがちで、ずっと仲良くしている竹馬の友、みたいなひとがいません。

学校。部活。サークル。研究室。職場。人生を瞬間瞬間で切りとってみると、その時々で、ありがたいことに、こんな私みたいなもんにも仲良くしてくれる素敵な友達がいました。

でも、就職したり、引っ越したりして距離ができると、とたんに疎遠になってしまうんです。

時限付きの友情。

もちろん私の方は親友と思っているのですが、相手はどうやら違いそうで。私よりも大事にしている親友がいる感じ。

私は二番手以下の、キープくんです。

キープくん。

嫌なゆるキャラみたいな名前です。

私があこがれる永遠の友情

そんなキープ止まりな私があこがれる、ベスト・オブ・ベストな「永遠の友情」があります。

オードリー若林さんと、どきどきキャンプの佐藤光春さん(通称:サトミツさん)です。

サトミツさんのエッセイ「スターにはなれませんでしたが」を読むと、若かりしころのエピソードが綴られていて、友情っていいなぁと、心がポカポカになりました。紹介します。

若林さんとサトミツさんが仲良くなったのは、サトミツさんがケイダッシュステージという事務所に入った直後。2005年の12月のことです。

ある日のネタ見せで、サトミツさんは稽古場の雰囲気になじめないなあと思い、外にでて、薄暗い明かりの下で本を読んでいました。すると、声をかけられます。

「何読んでるの?」

それが若林さんでした。話をしてみると、家が近所と分かり、その日のうちに家で遊ぶことに。強いシンパシーを感じたそうです。

若林君も友達いないんだ。
感覚的に共感できる人もいないんだ。
恋人もいないんだ。
「おかしいな」と感じることが同じだ。

そんなことがきっかけで仲良くなった二人は、それから週8~9の頻度で一緒に過ごすようになります。

当時はお互いに売れておらず、周りから「おもしろい」と評価してもらえない時期。価値を認めあえる存在を見つけられて、嬉しかったのでしょうね。

とにかく、話していた

私がいいなぁと思ったポイントは、当時の二人の過ごし方です。

とにかく「話していた」そうです。

もう、ずっと話していた。歩きながら話したり、高井戸温泉の風呂に浸かりながら話したり、真っ暗な部屋で雑魚寝しながら話したり。

みんなが家族や仲間や友人や恋人と遊んでいる間、たくさんのことを話した、とサトミツさんは言います。

若林さんは売れてこそいませんでしたが、そのトークは当時から面白かったそうです。

ふたりの雑談をもう配信しちゃったほうがいいと、ポッドキャスト「佐藤と若林の3600」を始めたりしたとか。

いいなぁ。サトミツさん。贅沢だなあ、若林さんの雑談を独り占めできるなんて。

私は若林さんのトークの大ファンなんですよ。

たとえば、こんな話があります。ラジオ(オールナイトニッポン第539回)にあった入眠の話です。

若林さんは、夜寝るときにリラックスできる音楽をかける習慣があり、よくYoutubeを聞きながら寝るそうです。

YouTubeを見てるといろんな関連動画が出てきます。で、行き着いたのが、オウムの動画。

オウムが「あーいそがしっ。あーいそがしっ」って飼い主の真似をしているやつがあるじゃないですか。あれを聞きながら

「なんで忙しいんだよ!おまえカゴに入ってるだけだろ!」

と脳内でツッコんでいるんですって。

他には、オウムが「となりのトッ。となりのトッ」までしか言わないのを聞いて、

「最後まで言えよ!」

とツッコんだりもするそうです。

若林さんいわく、オウムにツッコんでいると、よく寝られるらしい(笑)笑うことによって脳がリラックスするんですかね?

芸人さんのトークを聞くより、オウムの方が自然に笑えるそうです。

若林さん的には、芸人さんが丁寧に前フリをしていると「学校みたいだな」と思えて、素直に笑えなくなってしまうそうですが、オウムはいっさい前フリしないので、それがいいのだとか。

おもしろいなぁ。

きっと若林さんはサトミツさんといるとき、こんな雑談をずーっとしているんでしょうね。サトミツさんが「そうだね~」と優しく相槌をうつ様子が目に浮かびます。いいなぁ。

息子に好きなものランキングを聞いてみた

さて、若林さんとサトミツさんが「ずっと話していた」というエピソードを読んで、私も誰かとずっと話したくなりました。

こんな迷惑な衝動、誰に受け止めてもらえばいいんだろう、と考えたところ、親友はいないけど息子はいるなと思い、息子(4歳)に話し相手になってもらいました。

4歳児といえど、立派な話し相手です。たまに大人をハッとさせる言葉を放つことがあります。

先日、一緒に寝ていると、夜中のにパッと息子が目を覚まし「朝?もう朝?」と聞いてきました。

携帯を見ると、まだ朝の4時。暗闇でブルーライトが目に沁みます。

こんな時間に起きるなよぉ、きついなぁ…。

「まだ夜だよ…。寝な~」

私がしんどそうに言うと。息子がこんな可愛いことを言いました。

「魔法使いが朝にしてくれたらいいのにね」

…キュン。一気に目が醒めました。

こんなふうに、息子は私と話してくれる貴重な存在なのですが、これまで息子から話しかけられるばかりで、私からあまり話を振ることが無かったなあと思いました。

そこで、息子に「一番すきな〇〇は何?」みたいな質問をして、ランキングを作ってもらいました。そしたら真剣に考えてくれて、盛り上がりました。せっかくなので発表します。

好きな食べ物ランキング
1位.おたんじょうびケーキ
2位.カレーとナン
3位.するめ

第3位(笑)するめを食べてるときに質問したからでしょうか。
イカ息子。

好きな遊びランキング
1位 追いかけっこと鬼ごっこ
2位 電車ごっこ
3位 ブランコ

これは普通でした。

好きな歌ランキング
1位.メドレー
2位.大きな栗の木の下で
3位.鬼のパンツ
4位.合奏の歌

メドレー…。いや、なんの?
第3位はだいぶ節分に引っ張られてますね。

好きな色ランキング
1位.赤色
2位.黄色
3位.黒色
4位.白色
5位.なな

今、赤ブームが来ているそうです。少し前までは紫ブームだったのですが、あとかたも無くなりましたね。

あと「なな」って何でしょう。もしかして、虹的な七色(なないろ)という意味の「なな」でしょうか。いや、最後の「色」まで言えよ!(笑)

オウムか!

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