童謡は大喜利である

育児日記の第44回。

童謡って、よく考えると、大喜利に似ています。

短いことばにギュッと意味が込められていて、聞いた瞬間は「んっ?」という引っかかりがあって、数秒後に「あ~、そういうこと」という納得感がくる感じ。まさに大喜利です。

どんぐりころころ

たとえば「どんぐりころころ」なんて、かなり大喜ってます。

お題:
どんぐりが転がって池に落ちました。どんな音がした?

普通は「ポチャン」ですね。

これを例えば「ジャッボーン!」とか「ザッバーン!」にすると、いや、どんぐりそんなにデカないでしょ!というボケになりますが、ちょっと捻りが弱い。

では、作詞者さんは何と考えたか。

回答:
どんぐりこ

どんな音やねん(笑)

でも、よく考えると、「どんぐり」と「どんぶらこ」が掛かっているんですよね。

それに、どんぐりこ、という音の響きも阿呆らしくてかわいい。いい回答だなあと思います。

まだあります。

お題:
どんぐりが落ちた池からドジョウが出てきました。何と言った?

これを「ドウシヨウ」と答えると単なる親父ギャグ。

「はい、どうじょ」も捻りがなさすぎます。

「あなたが落としたのは金のどんぐり?銀のどんぐり?」みたいにイソップ感を出す手もあります。斧みたいに言うな!というボケですね。

さて、実際の歌詞はというと、

回答:
こんにちは。坊ちゃん一緒に遊びましょう。

池に落ちた「ボッチャン」と「坊ちゃん」を掛けつつ、物語を進める、という回答でした。なるほど。

大きな栗の木の下で
お題:
大きな栗の木の下で、私はあなたに「楽しく遊びましょう」と言った。何が起きた?

こんなの栗拾い一択です。

回答:
おはなししましょう。

栗拾わんのかい!(笑)

キャベツの中から

手遊び歌で「キャベツの中から」というものがあります。この歌詞も大喜利しています。

お題:
キャベツの中から青虫が出た。なに青虫だった?

キャベツかじり虫、くらいしか思いつきません。

回答:
おとうさん青虫

いやいや、青虫におとうさんはいません。それはもう蝶です(笑)

おとうさん青虫~♪と歌いながら「親指」をピッピッとするので、お父さん指と掛けているのでしょうが、おとうさん青虫という存在の矛盾がすごい。名回答でした。

めだかの学校
お題:
めだかの学校は川の中。何をしている?

これは学校ネタで色々遊べそうなお題です。

・鱗のキレイさでスクールカーストが決まる「魚鱗ピック」を開催している。

・歴史の授業をしているが、話に尾ヒレが付きすぎて、逸話が怪しい。

・合唱コンクールに向けて「人間の学校は陸の上」という歌を練習している。

さて、実際の歌詞はというと、

回答:
みんなでお遊戯しているよ

めだか要素、入れへんのかい!(笑)

やぎさんゆうびん
お題:
黒やぎさんからお手紙が着いた。白やぎさんはどうした?
回答:
読まずに食べた

食べたーーーー!

おかあさん
お題:
お母さんて、いい匂い。どんな匂い?
回答:
卵焼きの匂い

娘「ねぇねぇ、お母さ~ん。お母さんっていい匂いだね」
母「そう?嬉しいわ。どんな匂い?」
娘「卵焼き」
母「…」

もっといい匂いで例えてあげてください(笑)

浦島太郎
お題:
竜宮城は美しかった。どのくらい?
回答:
絵にも描けない美しさ

いや描けてるやん。絵本に描いてもうてるやん。

最後の浦島太郎は、千原ジュニアさんが幼少期に思ったエピソードでした。

童謡は、ツッコんでもヨシ。大喜利と思って新しい歌詞を考えてボケてもヨシ。まだまだ楽しめる余地が広い遊びだなあと思いました。童謡は、日本人が古くから語り継いできた、素晴らしい大喜利文化です。NIPPONグランプリと名づけたいと思います。

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