大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!を聴いてみたら面白かった

コラムの第82回。

最近ラジオを聞く幅が広がりました。

私の中で、ラジオといえば「オードリーのオールナイトニッポン」。ほぼこれだけを聞き続けて10年くらい経ちます。一番最初に出会ったラジオがオードリーさんというのは、最高にラッキーであり、同時に不運でもありました。

だって、おそらく今放送されている中で一番面白いラジオ番組を聴いちゃったから。「それ以外聞かなくていいや」って思っちゃったんですよ。でも最近になって「いやいや、ほかにも面白いラジオいっぱいあるじゃん」と気付いたんです。

今日は初めて博多大吉さんのラジオを聴きました。「大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!」の#46「今回は、華大さんのマネージャーはるちゃんです!」を聞いたんですけど、これが面白かった。

華大さんのマネージャさん、はるちゃん、という方なんですけど、まだ25歳の若い女性なんですね。働き始めて3年。カテゴリーでいったら新入社員です。そんな方がもう大御所クラスの華大さんを担当していることに驚きました。すごいなと。

自分が25歳のときなんて、社会に出て1年目で、何も分からなくて、新宿で仲良くなった兄ちゃんに騙されて、事務所つれていかれて、マルチ商法に引っかかりそうになってましたからね。それに比べたら失礼ですけど、はるちゃんさん、めちゃめちゃしっかりした方でした。

どういう経路をたどって、今のマネージャになったのか。気になるじゃないですか。そこはさすが大吉さん。丁寧に話を振って、はるちゃんさんの辿ってきた道のりを紐解いてくれています。

大学で企画系のゼミに入って、お年寄りが楽しめるカードゲームを作って販売した話。そこから「なにか企画できる仕事につきたいなぁ」と思って就活した話。たまたま吉本興業のマネージャという職業があることを知った話。他にも受かった会社があったけど「先が予想できない仕事がいい!」と思って吉本に入った話。

20代の女の子が、不安を抱えながらも社会に出て行って、よい人間関係に恵まれて、人と人とで仕事って成り立っているんだと理解していく。すごくいい話だなぁと思いながら、聞かせてもらいました。おじさんは胸が熱くなってしまいました。こういう話をじっくり聞けるラジオって、ありがたいですね。

他の回も聞いてみたくなって、初回から追っているところです。ラジオっていいなあと思うのは、やっぱりテレビで見ているときの大吉さんと違って、ラジオは深い話をしてくれるんですよね。

例えば「あの当時は、水道橋博士のブログを毎日読んでいたんですよ」みたいな話が出てくるわけです。そうなんだ!と思って。こんな普通の会話、別に笑いが起きるエピソードじゃないからテレビじゃ話さないじゃないですか(またはカットされる)。

でも私はこのブログのエピソードが妙に気になりました。「大吉さんが読んでたブログかぁ。読んでみたいなぁ」って思って。そこから水道橋博士のブログを読んでみたりして。すげぇ。58年の人生の8割を日記に書いてるんだって驚いたり。1日1日の日記の分量が多くて、これを毎日!?ってさらに驚いたり。大吉先生は、どこに共感しながら読んだんだろ、って考えながら読んでみたり。楽しいです。

あと、大吉さんのラジオで出てきた印象深い言葉がもう一つあって。「僕ひとの話きくの好きなんですよね」って大吉さんが言ってたんです。ひとの話を聞くのが好きって、最強だよなぁと思いました。

大吉さんのラジオって、まだ数回しか聞いてない時点での感想ですけど、いわゆる有名人をゲストに呼ぶんじゃなくて、マネージャとか、ディレクターとか、一般寄りの方とお話をするんです。普通っぽい人の中から「おかしみ」を大吉さんが丁寧に引き出していくんです。

そうすると、喫茶店で横の客が面白そうな話をしている感じがして。その面白い会話をこっそり聞かせてもらっているようなドキドキ感が味わえる。これがいいんです。

話を聞くだけで(だけっていうと失礼だけど)お仕事になって、それを私みたいなのが聞いて、人生がちょっと豊かになった感じがする。素敵な仕事だなぁと思いました。

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