「最近嬉しかったことは?」と息子に聞いたときの反応

育児日記の第46回。

4歳の息子と話していると、まるで自分がバラエティ番組の司会者になったような気分になり、エピソードトークを引き出そうとしてしまいます。

「最近いちばん好きな遊びはなんだった?」「最近えーっ!って思ったことは?」「最近びっくりしたことは?」「お友達と遊んでいて楽しかったことは?」こんな調子で私からトークテーマを振ります。

そうすると息子は「そんなのなーい」と平気で言ってきます。

おいおい、そんなんじゃテレビで生き残れないよと思ってしまいます。こんなふうに4歳児に適尺の強いエピソードトークを求めてしまう自分は、少しおかしな父親なのかもしれません。息子も迷惑かもしれないのでやめた方がいいかと思うのですが、やめられないのです。

それどころか、できれば事前にアンケート用紙を準備し「最近幼稚園であった衝撃的な事件」や「僕史上最大の悲劇」などのエピソードを整理しておいてほしいとすら思います。

ただ、これはあくまでも私の希望なので、4歳児には難しいことも理解しています。ですので、普段は「ほら、このまえ公園に一緒にいったじゃん。すべり台したとき、どう思った?」みたいに丁寧めにパスを出します。

でも「しらなーい」と言われます。踊るパパ御殿をやりたい私としては、がっくりです。

しかし、まれにいい反応が返ってくることもあります。

「最近嬉しかったことは?」と聞いたときのことなのですが、そのとき息子から「それはねー、ずーっと嬉しいよ!」と言われました。意外な返答におもわず「ずっと?」と聞き返しました。すると「うん、ずーっと」と息子は嬉しそうに言いました。

そうなんだ。怒られたり、幼稚園が嫌だったり、いとこと喧嘩したり、嫌いなトマトを頑張ってたべたり、毎日たいへんな思いをして生きていると思っていたけれど、息子からすると常に嬉しい気持ちでいっぱいだったのですね。知らなかった。

息子の「ずーっと嬉しい」にハッとしたと同時に、息子の人生って幸せなんだなと分かって、すごく心が温かくなりました。自己肯定感が高くていいね。

自己肯定感でいうと、こんな話もあります。

このあいだ、妻がママ友の家に息子を連れて遊びにいったときのことです。その家のリビングで息子が遊んでいたらしいのですが、リビングのドアが開いて、小さい男の子が入ってきたそうです。

その子は別のママ友の子でした。

ママたちは「かわいこちゃんがおる~」と盛り上がりました。それを聞いた息子が、ピッと手を挙げて「はーい!」と言ったらしいです。

うちの息子、自分のことを「かわいこちゃん」だと思っていたんです。

自己肯定感が高くていいなと思いました。

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