アルコ&ピース酒井さん?のリハビリ

正月に膝の靭帯を切ってしまい、それからというもの、膝が固まってしまわないように、週に2回、リハビリに通っています。

リハビリでは専門の方(理学療法士さんと言うのでしょうか?)にマッサージをしていただいているのですが、頻繁に通っていると、担当する療法士さんによって、こんなにもやり口が違ってくるものなのかと、驚かされます。

たとえば、室伏さんみたいな筋骨隆々の療法士さんの場合、かなり理詰めのマッサージになります。

おそらく筋肉のメカニズムをよくご存知なのでしょうね。膝のリハビリなのに、「いったん背中ほぐしますね〜。ここ膝に繋がってきますから」と背骨の周りをマッサージするんです。すると、不思議なことに、膝の角度が2度くらい余計に曲がるようになるんですよ。すごいですよね。

ほかには、黙々と揉みほぐしてくださる方もいますし、お話しが上手なお姉さんもいらっしゃいます。姿勢を良くしようとピラティスに通ってみたら、腰を怪我してスポーツできなくなった、みたいな話をしてくれます。いつも面白くて、その方に当たるのが楽しみです。

そんなあるとき、色黒でちょっと背の低い、丸顔の男性に担当してもらったことがありました。

芸能人でいうとアルコ&ピースの酒井さんに似た方でした。伝わるでしょうか?酒井さんの、あのニコニコとした、やさしい雰囲気をまとった方でした。私はアルコ&ピースさんが好きなので、顔が似ているだけで、なんだか嬉しくなりました。いいことありそうだな、と。

その方を仮に酒井さんと呼ぶことにしますね。酒井さんは、さすがアルコ&ピースさんに似ているだけあって、トークもお上手でした。

酒井さんは100メートル走の選手だったそうです。為末大選手と同世代だったらしいのですが、為末さんは陸上を始めた初期からブッチギリで速くて、「うひゃー、天才はモノが違うな」と思った話とか、俳優の要潤さんも短距離走をしていてかなり速かった、といった、陸上ネタを話してくださいました。

へぇ〜、おもしろいなあと話を聞いていると、今度は酒井さんが膝を怪我したときの話をしてくれました。「僕、半月板と内側の靭帯やっちゃったことがあるんですよね」と切り出してきたんです。

私も似たような怪我なので、親近感がわきました。しかし、酒井さんは続けてこんなことを言いました。

「でね、僕、膝が曲がらない患者だったんですよ。正座もできなかったんです。困るでしょ?正座できないと。だからね、そのときのリハビリの先生がね、タオル咥えろ!って言ってきてね。そこからね、思いっきり足を曲げられたんですよ。もうね、めちゃくちゃ痛いの。僕、タオルぐーっと噛んで耐えたんですよ。というわけで、いきますね〜。」

えっ。なにこの急な前フリ。

めちゃくちゃ怖いじゃないですか。えっ、今から私、タオルを噛まないと耐えられないくらいの激痛を味わうの?そういうこと?酒井さん?酒・・・

「いきま〜す」

いたい!いたい!いたい!いたい!

「頑張ってくださいね〜。いきますね〜」

いたい!いたい!いたい!いたい!

「痛いですよね〜。いきますね〜」

いたい!いたい!いたい!いたい!

「曲げないとね〜。固まっちゃいますからね〜」

いたい!いたい!いたい!いたい!

ものすごい激痛なんですよ。しっかり痛い。しかも、曲げてる途中で、膝から「パキッ」て音しましたからね。ダメな音じゃん、パキって。

酒井!おい!酒井やめろ!って心の中で叫びましたよね。

そこで気付いたんです。あっ、これはテレビで見る優しい感じのアルコ&ピース酒井さんじゃない。これは、ラジオの時の酒井さんだ。ラジオになると平子さんより目茶苦茶をやる、あのぶっとんだ酒井さんだ。

いやあ、痛かった・・・。

でも、えらいもんで、膝はいつもより曲がるようになったんですよね。酒井さん、リハビリの腕はしっかりしてんのかい(笑)またお願いしますね。

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