NBA 2023-2024シーズン プレーオフ1回戦 レイカーズvsナゲッツ第2戦の感想

NBAプレーオフのレイカーズvsナゲッツ第2戦を観ました。

前回ゲームの振り返り

ナゲッツのホームコートで行われた前回(第1戦)は、103-114で、ナゲッツが勝利しました。先に4勝した方が2回戦に進めるプレーオフですので、まだ1敗、とはいえ、次はどうしても勝ちたいレイカーズ。

第1戦は、ヨキッチが止まりませんでした。32得点、12リバウンド、7アシスト、のダブルダブル。65%の確率でフィールドゴールを決めており、ナゲッツの高効率な得点源となっています。八村選手がマッチアップしましたが大苦戦です。

またナゲッツはシューター陣の調子もよく、マレーが44.4%(9本中4本成功)、MPJが42.9%(7本中3本成功)、KCPが40%(10本中4本成功)と外から射抜きました。

一方、レイカーズはADとレブロンが奮闘。ADは32得点、14リバウンド。レブロンは27得点、8アシストでした。レブロンはフィールドゴールが62.5%と高く、プレーオフでの経験値を感じせます。惜しむべくはDlo(ディーロ)のスリーが当たらなかったことでしょう。9本中1本と大ブレーキです。

レイカーズとしてはヨキッチへの解決策を見つけたいところ。注目の第2戦です。

スターティング・ラインナップ

スタメンは第1戦と変わりません。

レイカーズ:
・アンソニー・デイビス(AD)
・ディアンジェロ・ラッセル(Dlo)
・レブロン・ジェームズ
・八村塁さん
・オースティン・リーブス

ナゲッツ
・ニコラ・ヨキッチ
・アーロン・ゴードン
・ジャマール・マレー
・マイケル・ポーターJr.(MPJ)
・ケンテイビアス・コールドウェル ポープ(KCP)

第1クオーターの感想

残り11:40。ヨキッチにマッチアップするのはAD。前回の八村から変えてきました。ヨキッチが右ポスト付近でボールを持ちました。その瞬間、リーブスがダブルチームに飛んでいきます。判断の速さから「ヨキッチへのダブルチーム徹底」という作戦が垣間見えます。

右ウィングにボールを返すヨキッチ。すると、さっきまでダブルチームに行っていたリーブスが、左ウィングでフリーになったMPJに向かってダッシュ。この形のヘルプも練習していたのでしょう。判断が速いです。

しかしナゲッツのパス回しの方が速かった。右ウィングから左ウィングへロングパス。MPJの素早いキャッチ&リリース。このスリーが成功。先取点はナゲッツです。

残り11:02。Dloがトランジションのスリーを決めて3-3に。

残り9:47。Dloがステップバックスリーを沈めます。2連続!

残り9:35。マレーのダンクを完璧に弾き返すレブロン。スラムダンクなら「ブシッ!」と効果音が付きそうな絵になるブロックでした。

残り8:44。Dloがまたもスリー!3連続です!前回の不調が嘘のよう。

残り6:46。八村選手のペイントアタック。うまくスピンでKCPをかわしますが、イージーなレイアップを外してしまいます。これはもったいなかった。

残り6:37。リバウンドを取ったレブロンからADにシャトルバス。レブロン級になると前など見ずともADが走ったことが分かるようです。ノールックで後ろにぶん投げるようなパスでした。

残り6:07。Dloとスペンサー・ディンウィディー(SDW)が交代。17-11でレイカーズが6点リードです。今日のDloは調子よかったですが、ここで交代ですか。

残り5:41。レブロンのスリーが炸裂。20-11にリードを拡げます。

残り5:25。豪快!ADがヨキッチをブロック。ここまでヨキッチをなんとゼロ得点に抑えています。

残り3:44。ヨキッチのスリーが成功。24-17。

残り3:22。ヨキッチがペイントにダイブして2点を奪います。24-19。

残り2:51。ヨキッチがまたスリーを成功。ジョーカーが牙をむきます。26-22と4点差に詰め寄りました。

残り0:20。開始7分まで対策できたと思っていたヨキッチでしたが、もうすでに10得点、10リバウンドのダブルダブル。反則でしょう。笑ってしまいました。

28-24。レイカーズが4点リードで1Qが終了。
Dloの連続スリーが効いています。

第2クオーターの感想

セカンドユニットの時間です。ヨキッチはお休み。ADも下がります。

残り10:31。ゴードンがハンドオフフェイクから、うまく反転してドライブ。悠々とツーハンドダンクを叩き込みます。ゴードンの身体能力は見ていて気持ちがいいですね。レイカーズとしてはコミュニケーションミスだったでしょうか。

残り10:12。またもDloがスリーを成功。4/4です。

残り8:26。Dloが5本目のスリーを成功! この男は止まりません。自信を持って打っているのが分かります。軽くポンッと放つんですよね。

残り7:47。ヨキッチが帰ってきました。ADも戻します。

残り6:20。ヨキッチのアシストでMPJがトップから得点。38-37。レイカーズに1点差まで詰め寄ります。

残り5:30。八村選手が絡むところでパスミスが連続しました。出したパスが高すぎて、八村選手は悪く無いように見えますが、続くと悪い印象を持たれそうです。

残り3:58。ADがオフェンスでも支配力を発揮します。フックを成功。フィールドゴールは脅威の8/9。レイカーズは47-39で8点リードに。

解説の塚本さんがMPJの弟さんの事件について触れていました。私はニュースを知らなかったので大変驚きました。弟のジョンティ・ポーターさんがNBAの試合で賭けを行ったとして、NBAを追放されたそうです。また弟のコーバン・ポーターさんは飲酒運転で死亡事故を起こしてしまったのだそうです。その裁判にMPJも練習を休んで出席したのですが、これがレイカーズとのプレーオフ第1戦の前日。ご家族が大変な状況でプレーをするMPJの苦悩は想像すらできません…。

残り1:35。ADが24得点目。

残り1:18。なんだこれ(笑)まるでアメフトのような光景。トランジションでレイアップに行ったレブロンに、KCPがタックルを仕掛けるのですが、それでも体勢を崩しきらず、ひょいっとレイアップを成功させました。神業です。

残り0:13。Dloがしつこくスリーを成功。今日は6/7と絶好調です。

第2Qが終了。59-44でレイカーズが15点差をつけました。

第3クオーターの感想

残り11:40。レイカーズはADとレブロンのツーメンを攻撃の1stオプションにします。なんと凶悪なツーメン。ADに対してミスマッチとなったマレーがファウルをしますが、これがエンドワン。

残り10:36。同じツーメンでレイカーズが攻めます。レブロンからADにパスが通り、マレーがファウル。ナゲッツとしては修正したいところ。

残り10:00。またもレブロン&ADです。今度はペイントを締めたナゲッツ。代償としてオープンになった外からリーブスが射抜きます。スリーを決めて68-48。この試合最大の点差が開きました。

残り8:54。八村選手、待望の初得点! レブロンとのP&Rで、冷静にフックを決めました。ここから乗っていただきたい。

残り5:58。ヨキッチへのマッチアップが八村選手に変わりました。ADはコートにいますが、負荷軽減のためでしょうか。

残り2:41。これは痛い。ADがオフェンスファウルを取られてしまいます。ADは4個目のファウル。レブロンが居ない時間帯のレイカーズは攻め手に欠き、スコアボードが固まってしまいます。じわじわ11点差に。

残り1:34。ヨキッチの独壇場。八村選手が遊ばれているようです…。軽々とフックを決めて77-67に。

第3Qが終了。最大20点リードまでいきましたが、その後、ナゲッツが自力をみせて79-69。レイカーズのリードは10点になりました。

第4クオーターの感想

4Qの初めはヨキッチの休憩タイムでした。

残り7:30。八村選手とレブロンのツーメン。八村選手がフリースローを獲得します。1本成功。

残り6:40。追いつかれてきました。前半おとなしかったマレーが決めます。83-81でレイカーズのリードは2点に。

残り6:25。頼りになるレブロン。スリーで突き放します。86-81。

残り5:53。まさかのレブロン、連続スリー! これぞキング。89-81。

残り3:55。「ここは俺に任せろ」とばかりにレブロンがひとりで攻めます。ターンアラウンド、ワンフェイク、さらにターンして横っ飛びしながらタフショット。これを決める!しかもエンドワン。91-85。レイカーズのリードは6点。

残り3:31。ヨキッチが親の顔くらいよく見たフックを沈めます。強い。91-87。

残り3:02。リーブスがタフショット!しっかり決めます。

残り2:12。これぞヨキッチ。ADを尻相撲でゴール下まで押し込み、痛恨のエンドワン。ADは5個目のファウル。これは痛い。消極的にならざるを得ません。93-92で1点差。レイカーズは逃げきれるでしょうか。

残り1:23。やはり頼りになるのはレブロンでした。スティールから、自分で持って行ってトマホークダンクを叩き込んだー!うおー!95-92。

残り1:15。なんてことでしょう!MPJが同点のスリー!95-95。ここで振り出しに戻るなんて!MPJは本日スリーが6/10と大活躍です。

残り1:02。Dloが技ありのスクープショット。97-95。

残り0:57。マレーがフリースローを獲得。レブロンの手が引っかかってしまったようです。さすがマレーは落としません。2本決めて97-97。

残り0:47。王様が黙っていません。これぞレブロンという左ドライブで2点差に戻します。

残り0:29。またもマレー!プルアップを決めて99-99。

残り0:11。突き放せるかレイカーズ。レブロンが選択したのは「スリー」。ああっ!外れます!

ボーナスゲームなのでファウルすらできない状況。レイカーズは止めて延長に持ち込めるか。ナゲッツが逆転をするのか。

最後の託されたのはマレーでした。ADがマッチアップ。ゴールには向かわせないぞという気迫です。しかしマレーもうまい。ペイントエリアの右端をドライブでなぞり、ゴールから離れるようにステップサイドで、ショットを放ちました。

ADのブロックは届かない!

高く弧を描くボール。その頂点に達したとき、ボードが赤く光りました。もう残り時間はありません。そのままボールは、まるで予定されていたかのように、リングに吸い込まれていくのでした。

これを決めるかマレー!
ブザービーター!
劇的な逆転!

101-99でナゲッツの勝利です。

まとめ

ヨキッチにADを張り付けたレイカーズ。試合開始6分過ぎまでヨキッチをゼロ得点に抑えることに成功し、この作戦は功を奏したかに見えました。Dloのスリーも爆発。第3Qには最大20点のリードを奪います。

しかしナゲッツは強かった。レブロン不在でレイカーズのスコアが止まる時間帯も、着実に得点を重ね、じわじわと追い詰めました。それを許さないレブロン。第4Qでキングが意地を見せます。

あと一歩で昨年王者に土をつけるところまで行きましたが、最後は前半沈黙していたマレーが息を吹き返し、怒涛の連続得点で、劇的な逆転ブザービーターを決めました。いやあ、すごい試合でした。

これでナゲッツは2勝0敗。レイカーズは悔しい惜敗となりました。

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