前十字靭帯の手術日記その5.入院5日目(手術翌日)

前十字靭帯の再建のために入院したときの日記。パート5です。

過去回をご覧になっていない方は、こちらからどうぞ。
・パート1:怪我~入院前日まで
・パート2:入院1日目
・パート3:入院2日目~3日目
・パート4:入院4日目(手術当日)

入院5日目

40時間振りの食事

8:00 朝食。手術後初の食事。40時間振りです。うますぎる…。お味噌汁とご飯、ひじきの煮物、うめねり、牛乳。味が体に染みわたりました。

夜はお腹が空いて大変だったのですが、ひと晩寝て起きてみると、空腹感がなくなっていたのが不思議です。空腹の向こう側というやつでしょうか。

朝食だったので、40時間振りの食事にしては量が少なめ。でも、物足りない感じはまったくせず、ただただ嬉しい食事でした。

導尿カテーテルを抜く

9:20 清拭と着替え。そのときに、導尿の管(カテーテル)を抜くことになりました。父に「めちゃくちゃ痛いぞ」と脅されていたので、覚悟を決めて臨みました。

看護師さんがカテーテルを引くと、私の股間から、体長30センチの大ミミズがデュルンと引き出されるような感覚がしました。エイリアンを排出したような気味悪さ。

痛みはほとんど感じなかったです。痛みレベルで言えば注射の半分くらい。「なんだ屁でもないじゃん」。父はこれが痛かったのでしょうか。個人差があるものなのでしょうか。

自由の身

10:40 抗生剤の点滴が終了し、晴れてチューブがない自由の身になりました。

今日は、にしおかすみこさんのエッセイ「ポンコツ一家」を読んで過ごしています。読書に疲れたらユーチューブを見たり。千原ジュニアさん・フットボールアワーさん・小藪千豊さんの「ざっくりYoutube」がおもしろいです。深夜番組のときからファンでした。

こんな風に、読書や動画が自由に楽しめるのは、カラダが健康なおかげなんだな、とつくづく思います。昨日は本も読めませんでした。手術直後はカラダの不快感が強くて、読書どころではありません。能動的に何かをしようとする気力が湧かないのです。

でも、何もしないのは暇で堪りません。昨夜は、佐久間さんと霜降りさんのオールナイトニッポンを聞きました。手術直後は、受け身で楽しめるラジオや動画があるのが、本当にありがたいなと思いました。元気をもらえます。

ファースト・トイレ

11:00 トイレ1回目。看護師さんについて来てもらって、車椅子でトイレまで移動し、洋式便座に座って用を足しました。

尿道に違和感があるものの、膀胱に力を入れるとスーッと尿が出てくれて、痛みというほどのものはありません。よかった、と安どしていたら、終わりぎわに尿道から空気が出てきました。これは痛かったです。

ベッドに戻ると、残尿していないかチェックするとのことで、膀胱を超音波エコーで見てもらいました。異常なし。

説教を目撃

12:00 お昼ご飯。タイの煮付けがおいしかったです。

同室のSさん(50代男性)が、医局の事務員さんに説教していたので、聞き耳を立てました。何かの書類(お金の支払いに関するもの)を自室まで持ってきてほしい、というお願いに関して、トラブルがあった模様。Sさんは事務局に何度か「自室に書類を持ってきてもらえないか」と頼むも、「コロナ対策中なので無理です」と断られ続けていたそうです。絶対安静でベッドから降りられないSさんは困り果てます。

「まてよ。退院の時の請求書はベッドに持ってきてくれるじゃん。なんで俺の書類だけダメなの?」と納得がいかないSさん。看護師さんに愚痴ります。すると看護師さんの一人が「じゃあ私が代わりに電話しましょうか?」と言い出し、かけてみると、事務局が「持っていきますね~」と一発OK。これにSさんの怒りが爆発します。「なんで俺はダメで看護師さんはOKやねん。おかしいやろ!」と。

…という事情で、書類を持ってきた事務員さんに説教をしていたのでした。よくよく聞くと、無理と言っていた事務員さんと、OKを出してくれた事務員さんは別の人だそうで、説教をされていたのはOKを出してくれた方の事務員さん。Sさんは振り上げたこぶしのやり場が無いので説教しちゃいましたが、説教された側の事務員さんは可哀そうでした。

隣人が手術の準備

12:30 同室のHさん(80代男性)が手術の準備をしているのが聞こえます。腰のヘルニアのようでした。凄い勢いで導尿を拒否しています。「わし、あの痛いのはもう…」と切実な声。そんなに痛くなかったですよ。大丈夫ですよ。

ウイニング・ビスコ

13:00 売店でチュロッキーとビスコを購入。手術を頑張ったご褒美です。うますぎる! 甘みが脳を突き抜けるようです。昨日の夜がまんしたから、コレくらいの間食なら許されていいですよね。

初のリハビリ

14:30 初のリハビリのため、別階のリハビリ室へ車いすで向いました。

松葉杖を使った歩行訓練でした。左足にまったく体重をかけないように、松葉杖を二本つかって歩く指導をしてもらいました。階段の上り下りのトレーニングもしました。

私は手術前にも松葉杖を2か月ほど使って慣れていたので、歩行訓練に合格。「そのまま杖使っていいよ」と言ってもらえました。高齢者だと松葉杖を使えるまで数日かかるケースもあるみたいです。

リハビリの先生は二人でした。4月にやってきたばかりの新入社員の若い兄ちゃんと、40代後半くらいのおじちゃんです。主担当は若い人の方なのですが、おじちゃんが指導で入っている、という形でした。

若い人の方が私と同じくバスケを長年やっている人で、バスケ競技復帰用のメニューを組んでくれることになりました。楽しみです。

夕方~夜の過ごし方

ベッドで安静にして過ごしました。ときどき足をぶつけて膝がピキッとなります。すぐに痛みは治まるのですが、心配になります。

にしおかすみこさんの「ポンコツ一家」を読み終わったので、読書感想文を書きました。

18:00 夕食。おろしハンバーグ。味が微妙…。

松浦弥太郎さんの「エッセイストのように生きる」を読み始めました。

22:00 消灯。左足の付け根が痛くて、なかなか寝付けません。疲労して痛い感じです。どの体勢でも楽にならないのがきつかったです。23:00ごろ就寝。

まとめ

手術後1日目の様子を振り返りました。鬼門の「導尿カテーテル抜き」をクリアしたのが嬉しすぎます。ウイニング・ビスコもめちゃくちゃ美味かったです。まだ足は痛くて動けませんが、リハビリも始まり、快方に向かっていくのが分かります。

次回はこちら

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