それモノマネするのはセンスあるわ

子どもはモノマネはおもしろい。切り口がいい。題材選びが非凡。着眼点にセンスがある。「そこ真似する!?」と思ったことが何度もある。

エメ~と鳴く昆虫

ある日、布団がもっこりと盛り上がっていた。「エメ~。エメ~」中から鳴き声がする。息子の声だ。

バッと布団を剥いでみた。「エメー!!」盛大な産声とともに胎児のように丸まった四歳児が現れる。

「なにしとるん?」
「ダンゴムシ。ママのお腹にいるダンゴムシ」

つつくと「エメ~」と言ってさらに丸まった。

くぅ~と鳴く哺乳類

なんか、床でニョロニョロうごいているのがいるなあ、と思ったら、息子だった。「くぅ~。くぅ~」と鳴いている。気を付けの姿勢で、床にうつ伏せ。くぅ~、という鳴き声と共に、左右に体をくねらせる。なんだこれ?

「くぅちゃんよ」妻が言った「ほら、駅前の薬局の」

あれか! 薬局の入り口にいる、アザラシのマスコットキャラクターだ! 近づくと「くぅ~。くぅ~」と鳴くやつ。そうだと分かってみたら、めちゃくちゃ似ている。ていうか、どれ真似してるんだよ(笑) 

アンパンマンとか真似しないのに。くぅちゃんには惹かれるものがあったんだ、と思ったら、おかしくて、おかしくて、腹がよじれるくらい笑った。

歩き方

娘の歩き方がおかしい。

両手を後ろに回し、腰のあたりで組んで歩く。町内会の掲示板をながめる老人のよう。一歳児が老人歩きしているのはおもしろい。

じいじの真似をしたのだろう。と言われているが、私かもしれない。たまにそうやって歩くことがある。よく見ているものだ。

ものまねを見て思うこと

これだけ真似されると、いやでも「見られている」と意識する。悪いことできないなと思う。子どもに「あれしろ」「これしろ」と言う必要なんてないのかもしれない。大人が良いことをして、手本となって、背中で語れば、勝手に真似してくれる気がする。「口より手を動かせ」とはよくいったものだと思う。まあ、それが一番難しいのだけれども。

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